平成18年3月14日付けで総務省消防庁から「平成17年(1月〜12月)における火災の概要(概数)」が発表された。
これによると、総出火件数は、57,487件で前年より2,900件減少(−4.8%)したが、火災による全死者は、2,197人で前年と比べると193人増加している。このうち住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)は、1,223人で前年と比べると185人の増加(+17.8%)となり、過去最多となっており、消防庁長官から「住宅火災による死者数の急増に対するコメント」が出されている。
また、出火原因の第一位は「放火」で7,214件(12.5%)、続いて「コンロ」6,023件(10.5%)、「たばこ」5,913件(10.3%)の順となっている。
なお、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると、12,263件(21.3%)となっている。 |
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