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不適切点検の発生件数は、半年間で484件(1年間に換算すると968件)であり、昨年の調査結果データ(「消火器の不適切点検に係る執務資料の送付について」(平成16年9月10日付け消防予第162号)別添。以下「15年中データ」という。)の1,260件と比較するとやや減少している。 |
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請求額は15年中データと比較して、やや減少はしているものの、消火器1本当たりの請求額をみても、大きな変化は見られない。 |
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都道府県別では、各都道府県により不適切点検の件数にばらつきがあるものの、都市部(特に近畿圏)において比較的多い。 |
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用途別では、工場、事務所、一般住宅等が多くなっている。 |
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時間帯別では、一般の会社等の勤務時間に合わせて多く発生しているが、午後の時間帯が比較的多い。 |
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手口別では、約8割以上が点検・詰め替えを名乗っている。 |
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支払い状況は不明のものが多いが、請求額に対して、少しでも支払ったものが約4割であったのに対し、未払い・未遂が約3割となっており、不適切点検に対する一定の知識が事業所の関係者等に周知されつつあることが考えられる。 |